継続的に対応して頂ける病院が非常に限られています。 以下の点に留意して探すといいかもしれません。
全人的医療に理解のあるかかりつけ医を見つけて、相談をしながら対応していくのが効率的だと思います。
EBM(根拠に基づく医療)という言葉が広がっています。 注意深く、十分に実施された医療研究で得られた証拠を採用することにより、質が高く、満足できる治療を誰もが受けられるようにしようという素晴らしい考え方です。
しかし、新型コロナ後遺症や難病のように未知の領域が多い場合には、有効でない範囲が大きいそうです。
その際に重要になるのがNBMです。 NBMは、患者・家族の背景を鑑みた医療であり、患者の抱えている問題に対して全人的(身体的、精神・心理的、社会的)にアプローチしていく臨床手法だそうです。
EBMとNBMは相対するものではなく、補完しあう関係だそうです。 NBMで蓄積したエビデンスをEBMのベースとする、とも言えるかもしれません。
しかしながら、ネットで「全人的医療」を検索してみると、否定的な記事がヒットします。 医療現場にはNBMを軽んじる風潮があるのかもしれません。
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